髪を茶色に染めるときによくある問題のひとつに、望ましくない色調の品質が挙げられます。 最初に間違った色を選んでしまうと、悲惨な結果になりかねません。 金髪にアッシュ系や寒色系の色をのせて茶色に染めようとすると、緑がかってしまうことが多いのです。 これは、茶色の髪には、赤、黄、青の3原色がほぼ同量ずつ含まれているからです。 金髪には、赤の色素が全くありません。 このため、緑や青を基調とした寒色系の色で染めると、青や緑、青緑色の髪になってしまうのです。 幸い、このタイプのカラーエラーを修正するのは簡単です。
髪のもつれがなくなるまで櫛でとかします。 髪を水平と垂直に2分割して、4つのルーズなセクションに分けます。 耳から耳へ、額の中央からうなじにかけての4つに分けます。
カラーボトルに2オンスのカラーを注ぎます。 10容量の現像液2オンスを加えます。 ボトルの蓋をしっかりとねじ込み、蓋の開いている先端を指で覆い、カラーが完全に混ざるまで激しく振ります。 手袋をしてください。
カラーミックスを髪の部分と生え際に沿って、チップを頭皮に当て、軽く絞るように塗布してください。 ボトルから色が出てきたら、ラインに沿ってゆっくりと動かし、細い色のラインができるようにします。 7539>
各セクションのトップから一度に色を適用します。 最初のセクションのトップを分け、1/2インチの厚さの水平な分け目をつくります。 7539>
分けた髪の長さに沿って色のS字ラインを描き、分けた部分が完全に飽和状態になるまで髪になじませます。 分け目を上にして頭の上に置き、邪魔にならないようにします。 さらに、1/2インチの間隔で、全体に色が行き渡るまで塗布します。 7539>
20分のタイマーをセットし、その間室温で髪を処理します。 ぬるま湯で水が透明になるまですすぎます。 シャンプー、コンディショナーをします。
Tip
緑がかった髪を補正するには、色選びが最も重要です。 赤は緑髪に足りない色と覚えておいてください。しかし、赤一色の色を選ぶと、希望の豊かな茶色ではなく、赤みがかった色になる可能性があります。 赤一色ではなく、暖色系や赤色系のブラウンカラーを選ぶとよいでしょう。 7539>
塗布中に色が足りなくなった場合は、同じ要領で追加の色を混ぜてください。 ショートとミディアムの髪の長さであれば、4オンスのカラーで十分です。 ロングヘアの方は8オンス以上必要な場合があります。