帯状疱疹にかかっても仕事に行けますか?

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医師からの回答

帯状疱疹(帯状ヘルペス)は、50歳以上の成人によく見られる痛みを伴う発疹です。 帯状疱疹は人から人へ感染することはありませんが、帯状疱疹を引き起こす水痘帯状疱疹ウイルスは水痘も引き起こし、以前に水痘にかかったことがない人や水痘ワクチンを受けていない人でもウイルスが広がって水痘になることがあります。

いつ仕事に復帰しても安全かどうかは、水疱の位置や働いている場所の種類によって異なります。

  • 水疱が顔にある場合は、痂皮ができるまで(通常は7~10日以内)仕事に戻るべきではありません。
  • 水疱が包帯や衣服で覆える範囲であれば、体調が回復次第、仕事に復帰できます。
  • 医療施設で働いている場合は、職場に戻っても大丈夫な時期について医師に相談してください。

先に述べたように、帯状疱疹は、帯状疱疹の患者に接した人が「帯状疱疹にかかる」ことはないという意味で、伝染性(広がることができる)ではないです。 水疱瘡にかかったことがある人、水疱瘡ワクチンを接種したことがある人、その他健康な人は、帯状疱疹の患者のそばにいても保護され、危険はないはずです。 しかし、水痘にかかったことがなく、水痘ワクチンを接種していない人は、帯状疱疹の患者から感染する可能性があります。 このような感受性の高い人は、帯状疱疹ウイルスに感染しても帯状疱疹を発症しませんが、後日、ウイルスが神経で再活性化すると水痘を発症し、最終的には帯状疱疹になる可能性があります。 そのため、感染症と神経疾患の両方に分類される疾患と考えられています。

感受性者には乳幼児やワクチン未接種者が含まれるため、帯状疱疹の人は実際には水痘という形でVZV感染症に伝染しています。 そのため、水痘にかかったことのある人と同様に、後年になって帯状疱疹にかかることがあります。 帯状疱疹で生じた発疹をドレッシングや衣服で覆うことで、他の人に感染を広げるリスクを減らすことができます。 妊婦は帯状疱疹に異常にかかりやすいわけではありませんが、妊娠末期に帯状疱疹が発症すると、胎児に害を与える可能性があります

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